渋木です。

> >  既に述べたとおりですが、すぐに思いつくのは、環境変数の値を取り込むタイ
ミン
> > グですね。
> >
>  タイミングは、環境変数を設定後に DLL をロードしています。
> それぞれの処理が同一スレッド内で行われているので順序は遵守
> されていると思われます。

 そういう意味ではありません。
 「DLL が」いつ環境変数の値を取得しているのか、ということを問題にしていま
す。

 LodaLibrary() 直後、DllMain() などで取得しているのであれば、DLL のインスタ
ンスがきちんと解放されていなければ、再度 LodaLibrary() してみたところで、DLL
は古い環境変数の値を保持したままになると想像しています。

>  VC++6.0 付属ツールにあるのでしょうか?

 別途コメントしたように、Platform SDK に付属しています。
 VC++6 にも付属していたと思います。

> デバッグや実行時の状況を一覧表示するビューアは、見つかりません
> でしたが、EXEやDLLが静的に依存している(=この表現も適切ではな
> いか?)状況は、”View Dependencies”なるものでチェックはでき
> ます。

 Dependency Walker によって調べられる「依存」は、インポートライブラリによっ
て築かれる関係です。
 LoadLibrary() によってロードされる DLL との関連を Dependency Walker で見つ
けることは出来ません。

 逆に、問題の DLL との依存が存在するようなら、

> >  実はその動的にロードしているはずの DLL のインポートライブラリが .exe に
リン
> > クしてあって、LoadLibrary(), FreeLibrary() が意味を成してない、なんてこ
とは
> > ないでしょうか?

 という問題が懸念されます。

>  インポートライブラリは、プロジェクトの設定でも、#pragma
> ディレクティブでも使用(定義)していません。
>  純粋に LoadLibrary してからDLL内の関数を呼び出しています。

 とすると(私は)手詰まりですねぇ。

 他に注意してみるべきことが思いつきません。。。

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// 渋木宏明 (Hiroaki SHIBUKI)
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